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後ろを向いて後退します

これって前に進んでいることになりませんか?

機動戦士ガンダム

Advent Calendar 日記 アニメ

Aizu Advent Calendar #10

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昨日はa_r_g_vの「Packer+Circle CIでGoogle Compute Engineのイメージを生成する · GitHub

明日はpublic_sateです。

ここで流れを断ち切ってアニメ系のネタで行こうと思います。

某有名ロボットアニメの話

現代の老若男女でガンダムという言葉を知らない人はいないのではないのでしょうか。かっこいいものが好きな男の子やかつてはそれらを同じように好きだった大人たち、最近では美形キャラ目当ての女の子までも含めた広い範囲の人たちから支持されてきた日本を代表するアニメシリーズの一つです。実は35周年くらいを迎えるそうで、スゴい。

一般にロボットアニメというと複数の国家や勢力間での戦争や紛争を軸として、仲間たちや時には敵との人間ドラマを交えながら主人公が強力なロボットを駆使して戦争に勝利するような描かれ方をした作品が多く、それらの作品が評価される時においてもそういった点の出来の良し悪しが評価のポイントとなることが普通だと思います。(少し偏った見方かもしれません)

スーパーロボット大戦的な分類のしかたでいくと、ガンダムマジンガーZゲッターロボのように圧倒的なパワーを持つ一体のヒーローロボットVS異星人ロボット・UMA軍団のヒーローアニメのような構成の所謂「スーパーロボットアニメ」ではなく、兵器の一つとして開発されたパワードスーツの延長としてのロボットを国家や軍として対立した人間や異星人を相手に"戦争"を繰り広げていく、所謂「リアルロボットアニメ」であると言われています。

まあそういう意味では初代の機動戦士ガンダム(U.C.0079)には若干スーパーロボット寄りの要素も含まれていたとも言えるかもしれないだとか、「宇宙の騎士テッカマンブレード」や「宇宙要塞マクロスシリーズ」はどっちに分類されるんだとか色々あると思いますが細かいことは気にしないで。

個人的な定義としては、「空想上の科学的設定をもとに確立された技術に基いて開発された機動兵器=リアルロボット」だと思っています。

  • ミノフスキー粒子によってレーダーや無線誘導兵器が無効化されたため、戦闘の主軸が巡洋艦や戦艦+宇宙用戦闘機による大艦巨砲主義から人形機動兵器による有視界戦闘へと移り変わっていった → リアル
  • 圧倒的な硬度を誇る超合金Zはいかなる攻撃をも防ぎ、動力源となる光子力は莫大かつ無尽蔵のパワーを供給することができる → スーパー

スーパーロボットは「SFの中でのSF」みたいな感じ(?)

兵器としてのガンダム

先にも述べたとおり、ガンダムとかザクっていうのは戦争を有利に進めるために軍が開発した機動兵器なわけで、当然それらも今までに開発されてきた機動兵器やこれから先開発される機動兵器と繋がった一連の歴史を持っているわけですね。ガンダムの各作品にはほぼ必ず暦(こよみ)の設定が存在していて、宇宙世紀(Universal Century, U.C.)以外にも様々な時代背景を持った作品が存在しているわけですがいずれの時代も別の時代と何らかの関係を持っていたり、どこかで繋がってたり…?みたいな話も時々囁かれていたりします。(RX-78-2とO(オー)ガンダムとの関連性や、MS-06ザクⅡとボルジャーノンなど、挙げると割とキリがなさそう)

今回は、そんな普段はあまり着目されることのないガンダムたちの兵器としての一面とその歴史に観点をおいて紹介をしていきたいと思います。しかも宇宙世紀限定で。

機動戦士ガンダム

全てのガンダムのルーツです。ガンダムという名前はFreedom Gun Boyからきています。「モビルフォース ガンガル」なんてのもありましたね。

実は劇中でアムロ・レイが搭乗している機体(RX-78-2)はガンダムの2号機で、1号機であるプロトタイプガンダムRX-78-1)はモビルスーツバリエーション(MSV)の世界でしか語られていません。THE ORIGINなどでは描かれ方が異なっているようですが、一般には「サイド7襲撃時にパイロットがいないままデニム、ジーンに破壊された」という解釈がとられているみたいです。

ルウム戦役で連邦艦隊をザクでボコボコにしてやったら、数年後に高速で宇宙を飛び回りながらメガ粒子砲をぶっ放す白い悪魔が全てを破壊していった」

RX-78シリーズはU.C.0079からU.C.0081前後までにかけて以下の合計7機が開発され、そのほとんどがMSVか小説版、外伝などの世界で主人公の操る機体として登場します。

本家アニメ版に加えて、劇場版三部作、小説版、漫画版、GUNDAM EVOLVE、EGLOOシリーズ、各ゲームなどU.C.0079年の話はかなり大きく広げられています。後づけ設定は全作品中ダントツで多いですが、どの作品も「一年戦争」を軸として他の作品との関連を随所に見せながらもきちんとまとまったエピソードになっています。

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

人参が嫌いな顔の濃い男性士官のお話。国家間の戦争というよりはテロ組織との血で血を洗う殺し合い、汚職や裏切りなどかなりドロドロした感じのストーリーで「子供向けロボットアニメ」とは到底思えない感じです。

ストーリーの軸はアナハイム・エレクトロニクス社によって進められていた合計4+1機の「ガンダム開発計画」とジオン公国の再興を目論むハゲのおっさん率いるテロ組織デラーズ・フリートとの紛争がメインとなっています。それぞれの機体にコードネームとして花の名前が与えられていたのも「ザ・開発」って感じで良いと思います。

時代設定としては一応一年戦争の終戦から3年後、U.C.0083となっていますが作品の公開はZガンダムガンダムZZよりも後なので超作画でミリタリーチックなモビルスーツがグワングワン動きます。おすすめ。

  • RX-78GP01/GP01Fb
    • ゼフィランサス。白兵戦を主に高機動戦闘を目的として開発された機体で、本来は地上用と宇宙用で換装が可能な仕様だったはずだがウラキが無理矢理出撃して嫐り合い宇宙になったから補強+宇宙用改装という形でフルバーニアンになった。実は総推力は4年後に同アナハイム社によって開発されたΖガンダムを上回っている。謎い。ドラマCD(当時そういう言葉が存在したのかは不明だが)では、高出力のロングレンジビームライフルの砲撃試験なんかもしていた。射撃兵器の弾丸(=メガ粒子)をマガジンとして独立させる、シールドのビームコーティングと伸縮機構による携帯性の向上、コアブロックの採用による生還性の向上、大量の姿勢制御スラスターと大出力の加速用ブースターによる高い機動性の確保など、「宇宙空間用の人型機動兵器」としてはかなり高い水準でまとまっていた。が、ウラキがおっちょこちょいなので後述のサイサリスもろとも宇宙の藻屑と消えた。
  • RX-78GP02
  • RX-78GP03
  • RX-78GP04
    • ガーベラ/ガーベラ・テトラ。コンセプトとしてはGP01と同じように白兵戦を主体としたモビルスーツだが、携帯する武装は中距離用の同ボウワ社製ロングバレルビームライフルだった(基部は一緒で、バレルと火力が異なっていた)。設計図は存在していたのだが、機体はロールアウトされる前に設計図がジオン残党のシーマ・ガラハウに譲渡され、ガーベラテトラとしてロールアウトされることになった。はやくHGUC GP04のプラモデルが欲しい。
  • RX-78GP00
    • ブロッサム。GP01-04の兄にあたる機体で、それらが開発されるキッカケにもなった。当時のアナハイム社の技術をありったけ突っ込んで作った最強のガンダムだったがパイロットへの負担は凄まじいもので、実戦評価試験を経て多大な戦果を上げるも大破してしまった。評価データをもとに異なるコンセプトのガンダムを複数機作れば負担は減るとのことでガンダムが4機も開発されることになった。

敵が一年戦争で生き延びた残党軍ということもあって、トリントン基地襲撃やキンバライド基地での戦闘、裏切りや買収や人質などのようなゲリラ的な戦法や戦略など注目するべきところは非常に多いです。ちなみにガンダムシリーズの中でも数少ない「戦争の勝敗が有耶無耶な作品」の中の一つでもあります。

機動戦士Zガンダム/ガンダムZZ/逆襲のシャア/閃光のハサウェイ

一括しましたが、これらに登場するガンダムガンダムMkⅡなどを除き全てアナハイム社が開発したものです。前述のガンダム開発計画は連邦の黒歴史としてデータが抹消されたので、正史上アナハイム社がこれまでに開発したガンダムはこれらに登場するギリシャ文字付きのガンダムアナハイムガンダム」だけであると言えます。特にΖ計画の一端として開発されたZガンダム百式、メタスとその派生機は10年近く発展し続けていくことになります。スゴい。

この辺から雑学以外の説明が雑になっていきます。

  • Ζ(ゼータ)
    • 大気圏突入形態に変形することができ、SFSとしても利用することができる。高い機動力と炸薬系の内蔵兵器や携帯可能な高出力のビーム兵器など高い総火力も備えた高性能なモビルスーツカミーユが念じて変形するとスイカバーになってブロリーみたいな声の女たらしを金縛りにした上で刺し殺すことができる。EVOLVEではバリエーション機であるホワイト/レッド/イエローゼータの活躍を見ることができる。一体ホワイトゼータに乗っている人は何ムロ・レイなんだ…。グリプス戦役終戦後もZZでの第一次ネオ・ジオン抗争でバリバリ現役。ガンダムAGEに出てくるガンダムAGE2なんかは絶対にZガンダムの影響を受けていると思う。
  • Δ(デルタ/百式
    • 真っ黒なグラサンと趣味の悪いゴールデンなカラーリングがチャームポイント。本来はZガンダム同様に可変機構を搭載する予定だったらしいが色々あってやめた。が、約20年後にガンダムデルタカイ、デルタプラスとして正式に可変モビルスーツとしてロールアウトされることになる。実は後継機が複数存在し、百式改、同フルアーマー、量産型百式改、同フルアーマーなどもうしっちゃかめっちゃか。ちなみに全部ゴールデン。趣味が悪い。可変機構以外は可変モビルスーツのそれとほぼおなじ構造だったので、フレームの設計などに関するノウハウなどはちゃんと蓄積されており決して要らない子などではなかった。
  • γ(ガンマ/リックディアス
  • θ(シータ/ΖΖ(ダブルゼータ))
    • 変形すると名前に「フォートレス(要塞)」が入るほどの超火力を持つ。終戦が近づくと追加装甲によって「フルアーマーダブルゼータ」になるが、実はフルアーマーの技術検証機として「FAZZ(ファッツ)」という量産型のような機体がいくつか開発されていた。変形機構や分離機構、ハイメガキャノンなどはオミットされていたが、それでも十分な火力を持っていた。と思っていたらサイコガンダムの末裔であるガンダムMk-Ⅴにボコボコにされて3機中3機が破壊された。ガンダムAGEに出てくるガンダムAGE3なんかは絶対にZZガンダムの影響を受けていると思う。
  • Ξ(クスィー)
  • ν/Hi-ν(ニュー/ハイニュー)
  • その他アナハイムガンダム
    • ちょっと数が多すぎるので限界があるが、作品化されているのはこれくらいなので他は設定のみなどになる。気になった方がいたら調べてみてください。

その他

以上、調べるのが面倒でウィキペディアとか見ずに書いたので部分的に間違っているところがあるかもしれません。まあ布教目的だし大丈夫だよね。

Universal Centuryの良さを知ってもらいたい

昭和ガンダムが好き、というと懐古厨やんけみたいな言われ方をすることが多々あるのですが、僕はガンダムシリーズは初代から始まってオルフェンズまで全部好きで、更にいうとGセイバーなんかも好きです。やはり最近はヒーロー寄りな美形キャラの多い平成以降のガンダムについて語られることが多いのかもしれませんが、無骨なロボットを操縦する戦争屋のおじさんたちや未知の能力に翻弄されながら戦争に巻き込まれていく子どもたちが活躍する昭和ガンダムも是非見てあげてください、というのが僕からのささやかなお願いです。

実を言うとガンダムオタクが増えてほしいだけです。

ウーンド・ウォートはいいぞ。